――水木しげるロードと妖怪の世界
2019.12.23(月)にわか雨
今日は山陰に引っ越してきて初めて、観光でお出かけ。境港にある水木しげるロードに行ってきました。突然、雨が降ってきたので”ぬれネズミ”になってしまうかも?と思いましたが、幸いなことに雨はすぐにあがったので良かったです。”ぬれネズミ”という言葉は、日本に来て知った表現の一つです。中国ではネズミではなく、お湯に落ちた鶏と表現しますね。
雨が降っていることもあり、道を歩いている人は少なかったです。まずは水木しげる記念館に行ってきました。記念館の入り口には、赤ちゃんの鬼太郎と目玉のおやじの銅像がありました。水木さんが描いた妖怪の世界を、中国で知っている人は少ないかもしれません(私も最近知りました)水木さんは、日本の妖怪マンガの第一人者と言われています。記念館には、水木さんの描いた妖怪たちと、妖怪たちの住む世界が展示されています。(大人料金700円)
記念館から出て水木しげるロードを歩くと、鬼太郎などのキャラクターグッズを販売しているお店や、飲食店など小さなお店がたくさん並んでいます。不思議な形の小さな和菓子(目玉のおやじの形をしたお菓子)もあります。お土産屋さんには、マンガを販売しているところがありますが、本屋さん以外で本を販売しているのは中国ではとても珍しい光景です。
私が一番おもしろいと思ったのは、道路の両側にある妖怪の形をした青銅色の像です。たくさんの妖怪のブロンズ像があり、それぞれが個性豊かな表情をしています!たくさん写真を撮ってしまいました。。。
次に紹介したいのは、妖怪神社です!日本には神社がたくさんありますが、この妖怪神社では神様ではなく不思議なご神体が祀られています。鳥居の隣には大きな目玉の妖怪がいました。この大きな目玉のおやじ…なんと振り向くのです?!
そうそう、通りにある小さな郵便局(水木ロード郵便局)には、オリジナルの鬼太郎消印があります。興味がある方は、商店街などではがきを買ってこの郵便局で出してみてはいかがでしょう(注:鬼太郎の消印は郵便局の窓口でしか受け付けていないので、そのままポストに投函しないでね!)
みなさんはお酒は好きですか?日本には果実酒やサワーなど、お酒の種類がたくさんありますが、せっかくなので日本酒を試してみるのはいかがでしょうか?この酒造では、日本酒の試飲ができます(ちなみに私は毎晩、晩酌していま…せんよ!)日本酒以外にも、コーヒーやお茶を飲みながらお菓子を頂いたり、茶室から中庭を眺めることもできます。
境港駅から水木しげる記念館までは約800mあります。水木しげるロードを歩く時間はそんなに多くはかかりません。ここで昼食を食べてからJRに乗って次の目的地に行くことができます。(ほとんどのお店で電子マネーを使うことができますが、多少現金を持っていくことをお勧めします。なぜって?妖怪神社の妖怪さんは、電子マネーのお賽銭を受けとれないからだよ。。。)